こんばんは。開発部T.Sです。
11月も中旬になり、冬の足音が近づいてきました。

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…と思ったら自宅の近くに朝顔が咲いている! ※イメージです(スミマセン、取り損ねました。)
朝顔って夏の花のイメージですが、秋も咲いている場合があるそうです。
また一つ新しい発見です。

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今話題の5G。去る10/14のApple EventでiPhone12 Seriesが発表され、いよいよ盛り上がりを見せてきました。
携帯端末の便利さアップだけでなく、IoTや今まで高速インターネットに繋がらなかった分野での活用も期待されます。

以下はJR東日本のプレスリリースです。
新幹線線路を舞台とし、5G技術を活用した遠隔監視・ATO(自動運転)の検証を行う模様です(本線ではなく回送線ではありますが)。
https://www.jreast.co.jp/press/2020/20201110_ho02.pdf


「高速」「大容量」「低遅延」を掲げた新しい無線通信技術の結晶ですが、ハイスペックなインフラがあっても実際にデータをやり取りするアプリケーションがそれを想定していないと、帯域をフル活用できません。
それを実感する出来事があったので、備忘として書き残したいと思います。


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↑は比較的高速な通信が必要なマシン室で使われていたと思われる、お下がりのNICです。
一般家庭では現在も1GbpsのLANが主流と思われますが、これは40倍の40Gbpsで通信が可能です。

数字だけ見ると「めっちゃ早いじゃん!!」となりますが、一般(逸般?)個人が使うには少々荷が重いものでした。

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↑は20~30MBのファイルがたくさん詰まったフォルダを転送したとき


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↑はひとつの大きいファイルを転送したとき

あれこれ設定をいじりましたが、NICのフルパワーの1/6程度しか使ってないように見えます・・・
ちなみに、転送元・転送先のディスクはNVMe SSDで、双方ともお下がりのNICを使っています。(詳細端折ります)。

理由を調べたところ、ありました。
https://internet.watch.impress.co.jp/docs/column/nettech/1090436.html

どうやらOSが対応していないようです(検証したのは双方ともWindows10 pro)。
そのため、通常のCPUを経由した転送になるのでボトルネックが生じるとのこと。

うーん、なんか悔しいです。


後味が悪くなってしまいましたが、このように試行錯誤するのもITの醍醐味だと思っています。
Linuxだと行けるとか、いっそのことWindowsのライセンス買うか・・・悩みは尽きません。